メーカーにおけるキャリアプランとは?

メーカーにおけるキャリアプランとは?

メーカー(製造業)で働く人のキャリアプランをご紹介しますが、そもそもメーカーにはどんな部門が存在し、どんな役割や責務を持っているのでしょう?

メーカーの職種とキャリアプラン

製造部門

メーカーには、製品の加工や組み立てを行う製造部門があります。部品等を組み立てる製造部門もあれば、装置産業といって石油化学工業や鉄鋼業など、大型設備があれば装置の中で化学処理が行われて製品が完成するケースもあるため、業種によって製造工程に大きな違いがあります。

工場などのラインの一部門を任されるキャリアからスタートする場合、他のラインの仕事を覚えていくことで、仕事の幅が広がります。またラインの役割や工程を覚えることで、いずれ生産管理や商品企画に生かせるキャリアプランを描くことができます。

メーカーでは「3現主義」という言葉があるくらい、現場は大切です。「現場」で「現物」を見て、「現実」を理解したうえで解決すると言われていて、その最前線にあるのが製造部門です。

生産管理部門

得意先からの注文が入った際に、どのような生産工程を組んで製品を完成させるかを考える役割があります。希望納期通りの納品が可能なのか、必要な部品や材料の調達はできているか、ラインスタッフの人数は足りているかなど、工場全体を俯瞰的に見る力が必要になります。

また受注生産ではなく、見込生産を行うメーカーもあります。需要予測を立て、必要な材料や部品を調達して完成品として在庫を持ちます。生産が多すぎると過剰在庫となり、廃棄などのロスにつながりますし、保管場所を多く必要とするので倉庫費用がかさんでしまいます。少なすぎると機会損失が生まれるので、難しい仕事です。

生産管理の仕事をするうえで、やはり工場の現場は知っておくべきで会社のキャリアパスでもまずは製造部門を何年か経験してから、生産管理部門に配属になるケースが多くあります。

品質管理部門

品質管理(Quality Control)は、食品のような品質を求められるケースもあれば、自動車のように安定して動くかを見る場合もあるので、メーカーによって検査項目は異なります。またクレームに対しての処理や再発防止、報告書の作成などの仕事もあります。

品質管理は地味な仕事かもしれませんが、得意先やお客様からのクレームは宝とも言えます。こうしたクレームを理解しておくと、のちに商品企画部門に配属になった際に、クレームのない商品開発ができるようになりますし、生産管理においても不具合の発生しやすい工程がどこにあるのかを理解したうえで仕事ができます。

商品企画部門

新製品を企画する商品企画は人気のある職種で、キャリアプランのゴールとして商品企画を考えている人も多いと思います。

商品企画を行う上で、市場調査やマーケティングスキルはもちろん必要ですが、メーカーである以上、その商品を自社で開発できるかどうかを見極めるのも大切です。

自社で生産できないと、アウトソーシングが必要になります。その分製造原価に上乗せされてしまい、価格競争力を失ってしまうので、自社の製造現場で生産が可能かどうかを知るには、製造現場でのキャリアが大切になります。

メーカーのキャリアプランはいろいろ

例えば製造現場や品質管理を理解したうえで、商品企画にいったほうが現実的な新製品が生まれやすくなります。現場を熟知しているメリットがある一方で、どうしてもできないこと、やれないことまで分かってしまうので、企画のアイディアに斬新さがなくなるデメリットもあります。

ご紹介した各部門でのキャリアをどのように積むかは、会社が用意したキャリアパスを参考にするといいと思います。

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