【50代の生き方】仕事の悩みが解決する気の持ちようとは?

【50代の生き方】仕事の悩みが解決する気の持ちようとは?

今の50代は、昔の50代と比べて見た目も若く、健康な方が多いです。人生100年時代といわれる今、50歳を過ぎてから、今までできなかった仕事や諦めていた目標を再設定し、人生の後半戦を楽しむ方が増えています。

一方で、50歳を過ぎたあたりから、年齢以上に見た目が老け込み、気持ちまで一緒に老いてしまって、60代、70代の感覚で仕事を続けている方もいます。50代からの生き方を左右する気の持ちようとは、一体どんなものなのでしょう?

50代から意識しておきたい主観年齢

50歳を迎えた方の「実年齢」は、もちろん50歳です。しかし、「気持ちの上では、いくつくらいに感じていますか?」という問いに、皆さんなら何と答えますか?

50歳になったとはいえ、まだ若い。40代と遜色ない仕事ができると考える方。若手の仕事についていけず、世間に取り残された感覚から、60歳ぐらいに感じている方もいるでしょう。このように、自分自身を客観的に見たときに思う年齢を「主観年齢」と言います。

主観年齢が実年齢よりも若いと感じている人は記憶力がよく、うつ傾向になりにくい。50代でも仕事に人生にアクティブであり、ご自身の健康や体力に自信があります。

一方、主観年齢が実年齢より老けている方は、生活や仕事にハリがありません。50歳からの人生に悲観し、今まで築いてきたキャリアやスキル、人脈を必死に守ろうとします。

主観年齢の意識はそのまま行動力に直結するため、新しい仕事が始められるアクティブな50代と仕事を失ってしまう悩み深き50代とにはっきり分かれてしまいます。

必要とされる50代、必要とされない50代

ご自身が面接官だとして、どういった50代を採用しますか?きっと、主観年齢が若い人材を採用されると思います。

わたしは現在48歳ですが、20代や30代と仕事をする中で、自分にはない考え方やスキルと接し、大きな刺激を受けています。生まれたときからインターネットに触れてきたデジタルネイティブ世代のほうが、大量の情報やツールに接しているため、自分たちの10代や20代の頃とは比較にならないほど、スキルが高く成長の早い部分もあります。

人生経験豊富な50代だからといって、若い世代の意見に耳を傾けず、まるで子どもをしつけるように、50代の価値観を押しつけてしまってはいないでしょうか?その仕事のスタンスでは、残念ながら転職市場において必要とされる50代にはなれません。

50代のプライドを捨て、55歳からでも、58歳からでも、20代、30代と積極的にコミュニケーションを深めることは、決して恥ずかしいことではありません。意固地になってプライドだけで50代を過ごすほうが、悩みは深いはずです。

50歳の悩みを100歳のサラリーマンに相談する

皆さんは、100歳を過ぎても現役サラリーマンだった福井福太郎さんをご存知ですか?毛皮を扱うお店から、友人に誘われ49歳でサラリーマンに転身。70歳からは、宝くじの経理の仕事である東京宝商会に転職されました。

福井さんが実際に話されている様子を、Youtubeでご覧になってみてください。とても100歳を超えているとは思えないしっかりとした話し方で、主観年齢もかなりお若いのだと思います。

100歳を超える福井さんは、50代の悩みを聞いてどう感じるでしょう?人生に残された時間はまだたくさんある、若いのだから生き方も働き方も変えられるし、仕事や人生において成長の余地がたくさんあると思われるのではないでしょうか?

主観年齢を若く保ちつつ、新しいことに関心を持ち続けられる50代、これまでの人生経験を生かして柔軟性のある50代であって欲しいと思います。家族や子ども、友人知人から「50歳を過ぎてから、人生楽しそうだね」と言われるような、セカンドキャリアを探してみませんか?

CanWillとは

『Can Will』では、第一線のキャリアコンサルタントが、ミドル・シニア世代のあなたの強みや志向を掘り下げて、納得感の高いキャリア相談を行っています。 「転職すべきか、今の会社で働き続けるべきか?」、「自分の強みが分からない」、「職務経歴書の書き方が分からない」、「自分の市場価値について客観的な評価ほしい」。 このようなキャリアに対するお悩みやモヤモヤがありましたら、ぜひ一度『Can Will』のキャリアプロフェッショナルにご相談ください。