40代おすすめの転職サイトから応募するメリットとデメリット
「40代 おすすめ 転職サイト」でネット検索すると、この転職サイトに登録したほうがいい、この転職エージェントから応募したほうがいいという記事がたくさん表示されます。
40代で転職を検討している多くの方は、これらおすすめの転職サイトに会員登録し、実際に応募します。40代におすすめの転職サイトから応募するメリットとデメリットを整理し、改めて転職活動の戦略を考えてみましょう。
40代におすすめと言われている転職サイト一覧
40代にオススメとされている転職サイトの一部を、ピックアップしてみました。
- リクナビNEXT
- doda（デューダ）
- マイナビミドルシニア
- ビズリーチ
- リクルートエージェント
- ワークポート
- JACリクルートメント
- キャリアカーバー
これら転職サイトは、企業に直接応募するタイプの転職サイトもあれば、応募者をスカウトする転職サイト、企業と転職希望者を仲介する転職エージェントサイトに分かれます。
40代おすすめの転職サイトの記事の中には、アフィリエイトの成果報酬を狙った記事も見受けられます。自分の紹介した記事から、会員登録してもらうことで、1件につきいくらかの報酬が得られるため、報酬単価の高い転職サイトやエージェントを上位にランクインさせている可能性もあるため、ランキングを鵜呑みにしてはいけません。
ただ、40代が登録する「大手の」転職サイトや転職エージェントはどの記事でも網羅されているので、ランキングは気にせずに「複数」登録してみるといいです。これら以外の転職サイトとして、職種に特化していたり外資系企業に特化したりする中小の転職サイトやエージェントが存在します。
40代におすすめの転職サイトを利用するメリットとデメリット
転職サイトを利用して応募するメリットは、確実なエントリーです。当たり前のように思うかもしれませんが、転職エージェント型サイトは基本審査制で、そもそも登録自体を断られる可能性もあります。
転職サイトは確実にエントリーできる分、ライバルが増えます。わたしは転職サイトで応募した候補者を採用した経験がありますが、あまりの応募者数に驚きました。
皆さんが採用担当者だったとして、画面上に大量に並ぶ候補者をどう選別しますか？ 求人票には書けませんが、頭の中では無意識のうちに「40代は除外しよう」、「性別も考慮しておこう」などのフィルタがかかりやすくなると思います。転職サイトは入口のハードルは低いメリットがありますが、そのあとの選考やライバルの多さはデメリットとなります。
40代におすすめの転職サイトはどの順番で利用する？
40代はなかなか内定をもらえないのも事実なので、やみくもにおすすめの転職サイトに会員登録する手もあります。
しかしそれでは、転職活動の時間効率は下がってしまいます。複数の転職サイトや転職エージェントを利用したほうがいいのですが、順番は転職エージェント系からエントリーしてみましょう。
なぜこの順番がいいかというと、自分の市場価値が分かるからです。転職エージェントに登録できなかった場合、それだけ自分のキャリアが転職市場で価値が低いと判断せざるを得ません。
また、転職エージェントから仕事を紹介されたほうが、面接の日程調整や年収交渉など、転職活動における面倒な部分を代行してくれます。現職の仕事が忙しく、転職活動の時間が作れない方には、転職エージェントは便利なのです。転職エージェントに登録できないようなら、会員登録できる転職サイトも登録してみましょう。
40代のおすすめ転職サイトの記事の多くは、大手の転職サイトやエージェントに偏っています。当然ライバルも多くなるので、業種や職種、世代を絞った中小の転職サイトやエージェントまで調べてエントリーすると、ライバルがグッと減ります。
40代におすすめの転職サイトランキングに載ってないところで勝負する
わたしが実際に利用した、中小の転職エージェントであった求人紹介の例です。
この転職エージェントは特にラグジュアリーブランドに強く、いわゆる外資系消費財の求人を扱う会社でした。わたしは当時30代半ばで会社を辞めて約1年のブランクがあり、正直内定は厳しいと思っていたのですが、この転職エージェントのおかげで内定をもらうことができました。ちなみにもう1社内定をもらったのは、大手転職サイト「リクナビNEXT」からの応募でした。
なぜ内定をもらえたかというと、この転職エージェントを経営している方が元々在籍していた会社だったのと、おそらく採用とのパイプが強く、わたしは押し込まれる形で内定を頂いたのだと思います。
年収も会社の知名度も申し分なかったのですが、わたしの知り合いに業界に詳しい知人がいて、面接官と一緒に仕事をして、あまり印象がよくなかったということでお断りしました。
個人で経営している転職エージェントにはこうしたケースもあるので、いわゆる40代おすすめ転職サイトランキングに載っていないサイトを見つけて応募してみると、ライバル不在で競争率が低いのであっさり内定をもらえるケースもあります。Canwillのアドバイザーであれば、業種別に強い転職サイトを知っていると思います。
失敗した例は、大手転職サイトでも扱っている案件を中小の転職エージェントから紹介されました。わたしは大手の転職エージェントで情報を入手していたので、中小の転職エージェントの情報にもの足りなさを感じてお断りしました。
ライバルの多い転職サイトに飛び込んで、たくさんの求人を見ながら転職活動をするのももちろんいいのですが、40代になったらずらしを使った転職活動もありだと思います。意外なところにお宝求人が眠っている場合もあるので、転職サイトも大小くまなくチェックしてみてください。
